バス旅行の添乗員として働きたい人は、大切にしておきたい心得を頭に刻んでおきましょう。その一つとして、常にお客さんの状態に気を配ることは重要です。バスを旅行される方は団体客が多いですが、人数が多いほど一人一人には目が行き届かなくなります。
ただ、配慮が十分ではないとお客さんの体調に気が付くことができません。人によっては、車酔いしてしまう方も存在しています。バス旅行に出かけるとき、顔色が優れなかったり元気がない方を見かけたとき、素早くフォローすることが大事です。
軽い車酔いの場合には、水分を提供するなど細かな気配りが喜ばれるでしょう。また体調が本格的に悪いときには、病院に付き添うなどの対応も必要です。早めに病院での診察を受けることで、体調も早期に回復し旅行を続行することができます。
バス旅行の添乗員は、気配り以外にも様々な情報を知っている必要もあります。歴史ある有名な観光地を周る時、その経緯や関係した人物などを説明することで、一つの知識としてお客さんにも認知してもらうことができます。何も知らない状態で観光するよりも、いろいろな情報を知ったうえで観光したほうが満足度も高くなることは言うまでもありません。